Home自作ヤエンスタンダードヤエンの作成

スタンダードヤエン(3支点)の作成

   

 まず、前ページで紹介したヤエン作りに必要な道具を用意します。
 持っていない方は、近くの釣具店で購入するか、あおりねっとショップで購入すると良いです。

 スタンダードヤエンは、3支点式のカツイチ製オカサンヤエン(Mサイズ)を参考に、扱いやすく、重量が軽くなるように作成していきます。

 3支点式ヤエンは、バランス取りがしやすく、ヤエン投入後の直進性が良く、ヤエンストッパーを使用することで跳ね上がり効果が生まれるなどの特徴がありますので、初心者には扱いやすくおすすめのヤエンです

 ※ 本ページ後半で紹介している折れ曲がり式3支点ヤエンは、少し作成に手間がかかりますが、スタンダードヤエンよりも取り込み率が高いので、これからヤエンを自作してみようと思っている方におすすめです


○スタンダードヤエンの作成工程
     ※ これから紹介している数値(長さ)は、いろいろなヤエンを参考にして決めたものですが、
       釣り場、釣り方、好みなど、人によって異なりますので、変更して作成して下さい。

1 針掛け部分の作成 
 3支点スタンダードヤエンの作成はそんなに難しくありませんので、ゆっくりと確認しながら作成して下さい。

 今回は、1ヶ所に針4本でヤエンを作成します。
 まず、ステンレス棒1本(今回は直径1.0mmを使用)を用意し、針を固定する位置にマジック等で印を付けます。
  

 次に、針をステンレス棒に固定する訳ですが、下の写真のような熱収縮チューブ (直径2〜3ミリくらいが良い)があると便利です。
  
  

 熱収縮チューブに針を4本入れ、ステンレス棒に通し、ライターなどであぶります。
  

 次に、銅線を使って針を固定し、針の半分部分を巻いたら、熱収縮チューブをカッターで切って外します。
 その後、残りの半分を銅線で巻き固定します。
  
  
 ※銅線はきつめに2重巻きくらいするのがポイントです。ゆるいとハンダづけの時、針が動いてしまいます。
  銅線をきつめに巻いた後に、針の角度調整を行うとうまくいきます

 そして、ハンダ付けを行います。
 フラックスをたっぷり塗って、ハンダをつけましょう。
  
  

 ハンダを付けるとこんな感じ↓
  

 そして、繰り返しの要領で、針をもう2ヶ所ハンダ付けしていきます。
 互いの針がまっすぐになるように注意します。
  
  

 これで、針掛け部分は完成です。




2 糸掛け部分の作成
 
 糸掛け部分は、今回、カツイチ製のワンタッチ糸掛けを使用します。
  

 糸掛けの高さを決め、決めた位置でペンチ等を使って折り曲げます。
 糸掛けの曲げる方向に注意します。(間違えると、ラインをヤエンに付けるとき不便です)

 私の場合、ヤエンの左側からすべての糸掛け部分にラインが掛けれるようにしています。
  
    

 折り曲げた各支点を適当な長さに切り取ります。
 

 次に、各支点を本体にハンダ付けします。
 まず、各支点を付ける位置をマジック等で印をつけます。
  

 印を付けた部分に各支点をハンダ付けします。
  
  

 各支点がまっすぐなるように注意しましょう。
 残りの2つの支点も同様にハンダ付けします。
  




3 仕上げ
 最後にオモリを付けてバランスを取ります。
 まず、第3支点から後方に伸びている余分なステンレス棒を切り取ります。
  

 次に、オモリを後方にはめてみます。
  
 
 オカサンヤエンは5度上向きですので、今回は同じく5度上向きに設定します。
  

 バランス調整ができたら、オモリをペンチなどでしっかり挟み込み固定する。
 私の場合、ステンレス棒に瞬間接着剤を付けて、その上からオモリをペンチで挟んで固定します。

  これで完成です

 なお今回作成したスタンダードヤエンの重量は、9gでした。
 オカサンヤエン(Mサイズ)が、17gですので、だいぶ軽くなっており、アオリイカへの違和感が少なくなることに期待できます。



○ 折れ曲がり式3支点ヤエンの作成

  ↑で紹介しているスタンダードヤエンは、岡啓太郎プロが推奨している「三日月釣法」に合ったヤエンですが、ヤエンがアオリイカに針掛かりした後に、針が外れてバラすということが度々あり、それの欠点を解消したのが、これから紹介するヤエンです。

 

 あおりねっとショップで販売されている「フッカーヤエン」に似ていますが、ヤエン到達時の跳ね上がり機能を狙ったものではなく、アオリイカに針掛かりした後の針外れを減らすことを目的に作成しています。
(※ 跳ね上がり機能の持ったヤエンは次以降のページで紹介)


○ 考察(スタンダードヤエンと折れ曲がりヤエンの違い)
 
 
 ↑ スタンダードヤエン(写真のヤエンはオカサンヤエン)ですと、ヤエンを緩めた際に針先が跳ね上がるが、その後、ラインを張るとヤエンの針先に下向きの力がかかり、針外れしやすい。

 
 
 ↑ 折れ曲がり式ヤエンですと、ラインを張った際に、ヤエンが折れ曲がることで、ヤエンの針先に下向きの力がほとんどかからない。(針先の自重による下向きの力のみ)

 作成して使用すると分かると思いますが、スタンダードヤエンと同様の扱いやすさで、しかもスタンダードヤエンよりもバラしが減りますので、ヤエンストッパーを使用した釣法にマッチしています

 初めてヤエンを自作する方は、少し作成工程が多く大変ですが、こちらの折れ曲がりヤエンをおすすめします




1 針、折れ曲がり部分の作成

 まず、折れ曲がるためのパイプを作成します。
 次のページでも紹介していますが、ボールペンの替芯などを使用して、約1cmに切断します。
 切断したら、切断面をヤスリ等で削って、平らにします。
 

 
 ↑ボールペンの芯より扱いやすい「はやぶさ製ワイヤースリーブ
  Sサイズで丁度1.0mmステンレス棒がピッタリ。
 
 釣具店で売っていますが、私の場合、何店舗も探し回ってようやく見つけました(´Д` )
 通販で購入なら→こちら

 今回は、1.0mmのステンレス棒を使用。
 切断したパイプ又は、ワイヤースリーブをステンレス棒に固定します。
 
 

 ハンダ付けします。

 

次に、針を取り付けます。
針は、私のおススメの↓を使用します。

 
 
 ↑ 針先が外向きになっており、針掛かりが良いです サイズは、M、L、LLの3種類あります。私の経験上針が大きいから掛かりが良いという訳でもないです。

      ○ 近くの釣具店で販売されていない方はこちら→ 楽天市場で、「掛獲バリ」を検索する
         (私のお気に入りの「あおりねっとショップ」でも販売されています) 

 このまま使用すると、ヤエンの針先が重くなりますので、↓のように切断します。
 (強度に不安がある方がいると思いますが、私の場合、銅線で巻いてハンダ付けしますので、問題ありません)
 

 次に、針をステンレス棒に固定し、ハンダ付けします。

 
 
 今回、針は5本組で作成しました。自分の好きな本数で構いません。
 




2 糸掛け部分の作成

 糸掛け部分は、↑で紹介したスタンダードヤエンと同様です。

 可動部分を↓の写真のように作成します。
 
  ↓拡大
 

 作成した針部分に通します。

 

 パイプから抜けないように折り曲げます。

 

 次に、ヤエンが折れ曲がり過ぎないためと、折り曲がる際にガタつかせないためにストッパーを作成します。
 ↓のような形にステンレス棒を折り曲げます。
 (ステンレス棒は直径0.8mmを使用)
 

 作成したストッパーを本体に固定し、ハンダ付けします。

 

 斜めから見ると↓のような感じ。
 




3 バランス取り

 最後に、オモリを付けてバランスを取ります。

 
   完成です!

 
 ※参考 ステンレス棒の直径1.0mmで作成し、重量は11gでした。丁度良い位の重さと思います。

私の経験上、ヤエンの重さは10g〜15gくらいが扱いやすいです

          

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